【現役CAママ目線でご提案】赤ちゃん連れフライトのススメ!

アメリカ購入品

ご無沙汰しております!ロサンゼルス在住の現役客室乗務員ママHONUです。間が空いてしまいましたが、ここ数か月はありがたいことに育児と仕事に奔走中でした。

仕事ではそこまでシフトを入れず、一番好きな日本便に注力することが出来ました。お子様連れのお客さんと接することで気づきがあったことも良かったです。

春夏は旅行シーズンに勢いがつく時期。ゴールデンウィークこそ過ぎてしまいましたが今回は夏休み直前のこの時期にぴったりな【赤ちゃん連れ旅行】に関するおすすめポイントをご紹介!私が子連れ旅行で実際に使用した・重宝しているアイテム達も紹介したいと思います!

バックグラウンド

私は妊娠する前までは客室乗務員として乗務する傍ら、休みの日はプライベートの旅行も積極的にするタイプでした=常に飛行機に乗っていました(笑)それが妊娠・出産を機に旅行の機会が減ってしまうのでは!?となり…それが見事に的中し、出産直後は母乳育児もなかなかうまくいかず、毎週のように病院やラクテーションコンサルに通うばかりで旅行どころではありません。

そんなこんなでやっと6か月を過ぎたタイミングで我が子を初めて飛行機に乗せて海外旅行へ行くことができました!最初は不安もあり、とっても緊張したのを覚えてますが家族で楽しく過ごせたカナダ旅行でした。

そして折角の1年あった産休をフルで使いたいと、わが子が0歳児の時には【1年に計3回】も息子を日本につき合わせるという結果も生みました!(笑)そんな中で私が【現役CAママ目線】で感じた赤ちゃん連れフライトに関する点をいくつか紹介したいと思います。

【パッキングどうする?】~準備するべきアイテムたち~

まずは当日のフライトまで準備するポイントをいくつかご紹介します。旅行先により荷物の内容が変わり基本的には赤ちゃんの持ち物が多いと思いますが、いかに『飛行機をスムーズに過ごせるか』を念頭に必要最低限のパッキングすることをおすすめします。

  • 預け入れ用荷物】 → 大きい荷物、予備のオムツなど今すぐに使わないもの 
  • 機内持ち込み用荷物】 → 通常のおむつ替えシートを使い捨て(ペット用シーツなど)に代用、スタイや食器なども同様

反対に余分に持って行った方がいい持ち物:

  • 【ゴミ袋】 -客室乗務員がごみ回収しに来ることがありますが、くれぐれもサービスの一環としてなのでお食事やお飲み物など他のサービスの間や、タイミングによっては通路にごみ以外のカートがあるとなかなかとりに来てくれない場合もあります。私は家から大きいサイズのごみ袋とスーパーの袋を何枚か持参して座席ポケットにスタンバイさせます。
  • 【お手拭き・お尻ふき】 -機内を拭く以外にも狭いスペースで飲み物・食べ物をこぼした時にさっとふけるので何かと助かります。
  • 【カトラリー】 ーお食事のサービス時以外、用意がない場合もありますので特に赤ちゃんの離乳食用に使い捨てのスプーンをいくつか持参します。使い捨てでないスプーン等の場合は上記のお手拭きでふき取ってから持参したごみ袋に入れればクルーにお願いする手間も省けます。
  • 【大人男性サイズのシャツ】ーもし赤ちゃんがママ・パパの服を汚してしまっても、男女どちらでも着られる大きめのサイズの着替えを1枚準備しておくと安心です。

私は米系の航空会社勤務ですが他国の航空会社では当たり前に用意があるようなアイマスクや耳栓、など備品がないことが殆どです。大人の分で必要な方はお忘れのないように!

【空港につきました!】~保安検査場の通り方~

さて、お子さん連れの旅行は空港に着くだけでも疲れるのでなるべくストレスフリーに搭乗したいですよね。保安検査場であたふたしないためにも事前に機内持ち込み用の荷物、ベビーカーを準備し、そしてハンズフリーになる抱っこ紐で赤ちゃんと通りましょう。

1秒でたためる!【Bugaboo Butterfly】

我が家はどこへ行くにもこのベビーカー一択です。誰でも片手で開閉できるので子供を抱えながらでもマネージできるのは非常に助かります。ベビーカーも検査するので検査場では閉じたままで通しましょう。

Bugaboo Butterfly - 1 Second Fold Ultra-Compact Stroller - Lightweight & Compact - Great for Travel (Desert Taupe)
"The Bugaboo Butterfly is the 1 second fold city stroller for travels near and far. With its first-class comfort, easy a...

48か月まで使えて腰の負担も軽減する【Ergobaby Omni Classic (formerly OMNI 360) All-Position Baby Carrier】

普段から抱っこ紐はヘビーユーザーの私ですが、旅行には両手が使えることが肝になります。検査場ではすべての荷物を赤ちゃんを抱っこしたまま通れます。

Ergobaby Omni Classic (formerly OMNI 360) All-Position Baby Carrier for Newborn to Toddler with Lumbar Support and Cool Air Mesh, 7-45 Pounds, Onyx Black, One Size
The Omni Classic is Ergobaby's original all-in-one, all ages baby carrier. This classic carrier provides four convenient...

【いざ!赤ちゃんとのフライト】~機内での過ごし方~

さて、ゲートにつきました!2歳以下のお子様がいる場合、優先搭乗ができますのでアナウンスに従って搭乗の順番を待ちましょう。早く機内に入れる半面、機内で待つ時間が長くなってしまうので敢えて最後に搭乗するのもお子様によってはアリだと思います。ただ機内荷物の場所取りで不利になってしまう場合があるのでそこは注意が必要です。

Bulkhead seat(バルクヘッドシート)と呼ばれる前方に座席がなく、バシネットが設置できる席では離陸着陸時に荷物が置けないため、無駄な出し入れを省くためにも下記の様な必要なグッズを折りたたみエコバックにひとまとめにするとスムーズです。他の物が色々詰め込まれがちなママバッグそのものは物入に収納します。

  • オムツ数枚&お尻ふき&使い捨ておむつ替えシート
  • おやつ&スナック
  • 使い捨てのテーブルマットやスタイ
  • 充電ケーブル&書類記入用のペン (携帯電話でパスポートの写真など撮って保存しておくと便利です)
  • ゴミ袋&ジップロックなど(食べ残しやごみ用に)

機内での過ごし方ですが赤ちゃんの月齢によって内容は変わるものの、いかにご機嫌に過ごしてもらえるかが重要になります!そこが難しいので私も毎回苦戦ですが…(笑)おやつなのかビデオなのかおもちゃなのか、長いフライトで小出しにしていきます。

飲み物のサービスではコップだとこぼしてしまう心配があるので可能であれば缶のドリンクのままオーダーしてみましょう!

もし英語が不安であれば“Can I get a whole can (of ___) please”でオッケーです!(笑)

まとめ

今回は赤ちゃんとのフライトに特化した、旅行をスムーズにさせるポイントをいくつかご紹介しました!夫婦二人の時よりも確実に荷物が増え、時間も取られ、思い通りに行かない場合もあるのが赤ちゃんとの旅行。

少なくとも私たち夫婦の間ではストレスも喧嘩も増えましたが、終わってから振り返ってみると『行ってよかったね』『また連れて行きたいね』で締めることが多いのも子連れ旅行の醍醐味。

今後も【現役CA&ママ】の視点を生かし、楽しい旅に向けて少しでも役立つ情報が提供できれば幸いです。これからは夏のトラベルシーズン真っ只中!今年もみなさんがご家族と素敵な旅の思い出がたくさん作れますよう、乗務しながら祈っています!

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